技適マークの事 自転車も無関係ではない

今回は自転車とは直接的には関係ないが、間接的には関係ある技適マークについて書いてみたい。

技適マークとは

総務省の電波利用ホームページに依ると適宜マークとは、電波法令で定めている技術基準に適合している無線機であることを証明するマークで、個々の無線機に付けられているもの。
技適マークが付いてない無線機を使用すると電波法違反になる場合があり、電波法違反の場合、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金の対象となり、公共性の高い無線局に妨害を与えた場合は、5年以下の懲役又は250万円以下の罰金の対象となる。
技適マークが付いていない無線機を使用すると必ず電波法違反になると言う訳ではない様だが、その判断は「詳しくは、最寄りの総合通信局へお問い合わせ下さい」という事だ。

さらにネットで調べて見ると、技適マークが付いていない無線機を売っても、買っても、所持しても違法にはならず、使用する(電波を出す)と違反になる場合があると言う事らしい。
自分が技適マークの事を知ったのはつい最近で、周りに知っている人もいない。そんな人が日本で普通に売られている物を買って使ったら、「それ法令違反です!」と叱られるかもしれないと言う事だ。何か納得いかないがそう言う事だ。

無線を使った機器は身の回りにあふれている

あらためて考えて見ると自分の生活の中でも無線を使った機器が増えている。例えば

  • PC関連でワイヤレスマウスやキーボード、WiFi接続関係の機器、スマホ
  • ワイヤレススピーカーやイヤホン
  • 自動車のワイヤレスキー
  • 家の玄関の呼び鈴
  • トイレの操作スイッチ
  • 家電のリモコン(ただし家電のリモコンは電波ではなく赤外線を使用する物がほとんどで技適の対象外)

色々な物の操作がワイヤレス化される傾向は今後も続きそうだ。

自転車関連品もワイヤレス化が進む 技適マークは?

自転車関連品で初めてワイヤレス製品と触れたのは心拍計だった。その後スピードセンサーやケイデンスセンサーの接続がワイヤレス化された。ワイヤレス化により配線が無くなっただけでなく、有線接続で結構起きていた接点の接触不良トラブルもなくなった。やはりワイヤレスはいい。
そして今、自分は使っていないが電動変速システムもワイヤレス化が進んでいるし、ワイヤレススイッチでライトを操作できる物も有る様だ。

とりあえず自転車関係で自分が使用しているワイヤレス機器を確認して見ると、6個の内3個が有り3個が無しだった。外観を見ただけだからもしかすると内部に有るかもしれない。使っていいのかダメなのかどう判断すれば良いのか困ってしまう。

技適マークが無くても直ちに違法になる訳ではない様だし、細かい適用条件は素人にはわからないけど室内トレーナーの時に使うだけだし、家の中のWiFiに影響も無い様なのでとりあえず良しとするしかない。

今後、新規にワイヤレス機器を買う時は事前に確認しようと思う。

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