
新しく購入したロードバイクTRC ADVANCED 2 DISKにはパワーメーター(以下パワメ)が付いている。今まで使っていたスピードメーターはパワメに対応していない。これを機にパワメにも対応しているサイクルコンピューター(以下サイコン)を買う事にした。
サイコン回りは様変わり
スピードメーターはずっとキャットアイの製品を使って来た。今まで、スピードやケイデンス用のセンサーとメーター本体は同一メーカーのセットで使うのが当たり前だった。ならばGIANTのパワメはGIANTのサイコンでしか使えないのか、それともキャットアイでも使えるのか。そう思いサイコン回りについていろいろ調べて見たところ、以下の事が分かった。
- GPS対応
GPSを利用することでスピードセンサーが無くてもスピード、距離がわかる
製品に依ってはナビゲーション機能も有る - センサーとの接続は無線のBluetoothまたはANT+で、両方に対応している製品も多い
パワメとセンサーの接続方式が同じならば異なるメーカーの組み合わせでも使えるらしい - 一定時間(1秒ごとが多いらしい)に収集したデータを保存できる。
- メーカーよりスマホアプリが提供されている事が多く、スマホをサイコンとして使う事も、また収集したデータを見ることもできる
また、STRAVAなどのサービスへデータをアップロードできるものも多い - GIANTのパワメはBluetoothとANT+の両方に対応していて、ANT+で接続するとケイデンスセンサーとしても機能する。Bluetoothで接続した場合はケイデンスセンサーとして機能しない事も有る(アプリに依るみたい)
- パワメ自体は充電式が多く、センサーはボタン電池が多い
- スピード、ケイデンスセンサーは設定でどちらにも使え、今までのようにマグネットを必要しない物が多い
- 有名なメーカーはGarminで高機能だが高価。中国製に高機能では無いが安い製品が有る
シニアサイクリストには高機能ではなくても安価な製品で十分
サイコンに求める機能は人それぞれ違うと思うが、自分が欲しい機能はごく普通の機能
- スピード
- 走り始めてからの時間
- 走り始めてからの距離
- ケイデンス
- 心拍
- パワー(必要と言う訳ではないがロードバイクにパワメが付いているので)
- 現在時刻
- 走行の生データをfitファイル、GPXファイルなどで取り出せる
と言ったところでBC107は全てを満たしてくれる。
GPXファイルやfitファイルは直接取り出す事は出来ないが、STRAVAにアップロードしSTRAVAから「GPXをエクスポート」や「オリジナルをエクスポート」すれば出来る。
実際に使用して見て
思った通り何の不足も無い。自転車にパワメが付いているとケイデンスセンサーは不要だし、自分はGPSを利用したスピード計測で十分なのでスピードセンサーも不要で、それも気に入っている。
走行中、一つの画面にスピード、時間、距離、ケイデンス、心拍、パワーに加え現在時刻も表示されるのでありがたい。
自分としてちょっとだけ不満な事が2つ有り、いずれもバッテリー関係で
- バッテリの残量表示が3段階で、減り方も比例していないので充電タイミングが良くわからない
- 充電コネクタがMicro USB Type-B。自分の他の物は全てType-Cなのでちょっと不便
1.に関しては3段階表示が最後の1つになった後、さらに減ると点滅になる。点滅になってから2時間以上はもつ感じなので、2時間~5時間の通常ライドの時は点滅になったあと、帰ったら充電するようにしている。万が一途中でバッテリー切れになっても、いつものコースなら困る事はない。初めてのコースの時は事前にフル充電している。
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